トリノ・エジプト展 ―イタリアが愛した美の遺産―

いとや

2009年12月29日 23:54




トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―


門外不出のツタンカーメン、世界屈指のコレクション、福岡でついに公開!

2010年1月5日(火)-3月7日(日)

福岡市美術館

近代イタリア統一後の最初の首都となり、冬季オリンピックの開催でも知られるイタリア北西部の都市トリノ――。
ここに、カイロ・エジプト博物館、ロンドンの大英博物館、パリのルーヴル美術館、
ベルリン・エジプト博物館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館などと比肩する
世界屈指のエジプト・コレクションがあることをご存じでしょうか。
トリノ・エジプト博物館は19世紀、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、
フランスのエジプト総領事となった外交官でエジプト学者の
ベルナルディーノ・ドロヴェッティの収集品を中心に創設されました。
現地トリノでは、米アカデミー賞受賞美術監督ダンテ・フェレッティによる、
照明と鏡を駆使した彫像ギャラリーの演出が注目を集めています。
そのドラマチックな演出で話題を呼んでいる「彫像ギャラリー」から
「アメン神とツタンカーメン王の像」が初めて館外出品されるほか、
大型彫像やミイラ、彩色木棺、死者の書、パピルス文書、ステラ(石碑)など、
1824年の博物館設立以来、館内ですら動かされたことがない作品を含む、
選りすぐりの名品約120点が日本初公開です。
日本でも、現地の演出法を取り入れ、2メートル級の大型彫像をドラマチックに演出されているとのこと。

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